①無ければ作ればいいじゃない


まあ自分、パナマ来て一年くらいはぼーっと楽しもうかと思っていたのですが。
最近同期がパナマでユーチューバーデビューしたのをきっかけに、流石の私も焦り始めました。
このままぬくぬくとアマゾンプライムの消費だけして二年間が終わってしまうのか……!
私も何かしなければ……!
何か……!


とゆう訳で、思いついた素ん晴らしいアイデアがこれ。

 

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こちら、パナマの民族衣装で、「ポジェーラ」と言います。
日本の着物みたいな感じですかね……

パナマでは伝統的なお祭りの時は必ずポジェーラ着てパレードします……朝から次の朝まで。無限パレード。

ちなみに、パナマには(先住民自治区除いて)10個の県があるんですが、ポジェーラはそれぞれの県や地域で微妙に形が違うみたい。
加賀友禅京友禅の違いみたいなもんですかね……(多分ちがう)

この伝統衣装ポジェーラ。折角パナマ来たんだし、一回は着てみたい乙女心……!

なんですけど、ポジェーラって凄く高くて、噂によると一着10,000ドルくらいする物もあるとか。
日本円だと100万円。いやマジか。

流石に高い……手が出ない……足も出ない……
でも折角だから着てみたい…………

と悩んだ結果、
なければ作ればいいじゃない!

という結論に至りました。合掌。


いや、キツいと思うんですよね……ミシンないし……オール手縫い……しんでしまう……マジか……
スカート何度?360度?540度?
端処理も全部手縫い……レース何本つければいいんや……絶対無理や……
けど、伝統的なポジェーラは皆手縫いで作ってたらしいし……(職場のおばちゃん情報)
しかも、自分で作ったら世界に一つ(多分)の日本柄ポジェーラ作れますやん……
無理くさい臭いしかしないですけど……やってみよっか……


という訳で、完成するかわからないけど、一年半かけてゆっくり作ってみましょうか、という趣旨のブログです。
多分後悔する。よろしくお願いします。

限界レイヤー的発想だと、
んーまあ布量は多いけどギャザーは平ゴムで寄せて模様はステンシルで書いてレースはちょっと省略すれば一週間後の朝10時集合にギリギリ間に合うかな??(ミシン前提)
って所なんですが、今回は話が別なもんで。修羅場る必要もないし。
一年半かけて真摯に真面目に見様見真似でチクチクやってみようじゃありませんか……!


と考えたところで、必要なものが一つ。
これ。

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やっぱトルソーあったほうがいいですよね……
ど素人、ないと型紙引くとき無理だしね……
でもトルソーなんてこの国にはない……


はい、無ければ作ればいいじゃない!


という訳で、早速作ってみました。

【用意するもの】……自分の体、ラップ、布ガム(は売ってないのでマステとセロハンテープで代用)

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【やり方】

①自分の体にラップを隈なく巻き付けましょう。

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②ラップを巻いた上からマステをぐるぐる巻き付けましょう。

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③マステだけだと不安なので、もう一回セロハンで補強。ぐるぐる。

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④後ろをハサミで切って、脱皮。

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⑤切ったところをテープで直して形を整えれば

⑥完成!

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⑦やったね!

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とまあ、大変良く知られたオーソドックスなやり方でやってみました。
適当に棒探してきて立てれば結構良い感じになりそう。

という訳で今回はトルソー作ってみたところで終了。
これで準備はばっちりだぜ!

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次の工程に進むのがいつになるのか知りませんが、、、
まあ、気長にお付き合いの程、よろしくお願いします。

かしこ。