⑤1パーセントの叡智の光

夜、耳を澄ませてしまうのが怖い。

暗闇から静かに近づいてくる「ナニカ」の物音が、聞こえてしまう気がするから。

 

 


……っていうか、実際に聞こえてしまうから。

聞こえてしまったから。
永遠に気付かない振りをしていたかったんですけど。ダメですか。

 


とうとうパナマも本格的な雨季を迎えて一か月。
雨季がこんなに恐ろしいものだと想像だにしていませんでした。

 

パナマは1月~4月が乾季(夏)・5月~12月が雨季(冬) らしい。
夏は太陽の照りは激しいんですけど、風が吹いて過ごしやすい。
冬はひたすらに湿度が高くてじめじめしっぱなし。ついでに雨と雷が凄い。
年間通して温度はそんなに変わらないので……つまりパナマでは、夏の方が涼しくて、冬の方が暑い。
どういうこっちゃねん。

 

それでまた、湿度が高いので熱帯っぽい生物たちが色々大量発生するわけです。
ハエ、コガネムシ、イトミミズ、タランチュラ、アナコンダ(大マジ)(昨日見た)……

まあそんなのは可愛いもんです。

 

アレ。
アレですよ……。
私が世界で一番嫌悪するアレ……

まあ、居ないわけがないんですよね。
逆にこの気候と環境で居なかったら異常ですからね。
それはわかってますので、せめて目に見えるところに居ないでくれればそれでいいんですけれども……

 

やっぱねーーーー
夜、部屋の中で静かになると色々と聞こえてしまう訳なんですよねーーーーーー

かさかさとかねーーーーーごそごそとかねーーーーーーーー

勘弁ーーーーーーーーーーーーー


先日も、なにやら全身がムズムズして寝れないなぁ……足元でゴソゴソしてるし…………
と思って勇気を出して電気を付けたら、でっかいコオロギくんが机の上で跳ねてたんですよ。
なーんだ、ただのコオロギくんか!って安心して、ご丁寧にご退場願って、もう一回寝るじゃないですか。

 

それで朝を迎えて……気分良く起きて……カーテンを開けたら……ベットの足元に超ド級のアレがひっくり返ってバタバタしていt

ギャーーーーーーーーー
勘弁ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

お前も居たんかーーーーーーーい!!!!!!!!!!

 

って事がありました。息も絶え絶え。
本当に雨季勘弁して欲しい。

雨。虫。雷。

(今もすげーーー鳴ってますし)

 


それでですね、気休めでもいいから何かないか……何か……
と思って街の薬局を駆けずり回った結果、まさかのコレを見つけました。

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じゃーん
最終兵器!!ハッカ油(Aceite de Menta)!!
まさかのパナマに売ってた!!
一瓶約30ドル(3000円)!!たっけーーー!!!!

日本で買ったら600円ーーーー!!!!!

でも買います。全然買います。

 

って訳で、閃いた!(ぴーん)

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このハッカ油を水と混ぜて、霧吹きに入れて、

吹くべし!吹くべし!

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吹くべし!!!吹くべし!!!

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日本でも良くやる、即興ハッカ油虫よけスプレー。
本当はハッカ油を水に溶かす為にエタノール入れるらしいんですが、探す気力がなかったので普通に水に混ぜただけです。


でもまあ……
部屋の中の虫は少なくなったような気が………………

することにしておきます。
アレの撃退も信心から。

パナマで虫にお悩みの皆さん、時間とお金があったら試してみてね。

 


さて、えーーー、ポジェーラ作成についてですが、
大口叩いた割には実に地味に進んでおります…………

上に着るブラウス部分の刺繍が一枚終わりました。

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三月中旬に刺繍に入ったので、丁度二か月程かかった事になりますね……。
これがあともう一枚。しかもデカいの。

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はい……コツコツと頑張ります…………。。。

 

九月(一年目が終了するまで)にブラウス部分を終わらせないと、全体の計画として大分暗雲漂う事になります。何としてもあと二ヶ月の七月中に刺繍二枚目を終わらせたいところです。

 

ひー!

ご報告は以上です。

 

 


《自分の為のおまけ》怪しいスペイン語字幕付き動画で覚える!日常生活で使えないスペイン語!のコーナー


①【青く透明な私になりたい】

【Quisiera ser tan transparente como un cristal】

全然謎だった接続法過去のニュアンスを体で理解した一文。
「青く透明になりなかったなあ……でも無理なんだよなあ」というニュアンスがQuisieraに詰まっていると思われる。
人間はどう努力しても青く透明にはなれないので、Queríaじゃピンとこない。接続法現在よりもあり得ない。結果のQuisiera(多分)

青く透明な私になりたい。Love marginal。

 

②【ここで終わる筈がないのに】

【Aunque no pensaba que iba a terminar aquí】

オリオンをなぞるのラスト一行。
直訳だと……「ここでは終わるつもりはないと考えていたにもかかわらず」?。
イマイチわかりにくかったaunque、、、
Aunque+直説法なので、「終わらないと考えていた」のは事実。だけれども、終わった。
これがもしAunque+接続法になると、「終わらないと考えていた」こと自体が仮定的になるので、「ここで終わる筈がなかったのにーーー!」のニュアンスとズレると思われる。

irは線過去iba不定詞で「~するつもりだった」という意味があるらしい。
この場合もそれに該当する??それとも単に時制の一致??わからーーーん。


③【壊して直してわかってるのに】

【Rompo cosas y luego las arreglo,aunque sé que no debería hacerlo】

↑と同じくAunque。直訳だと、「やるべきじゃないと知っているにもかかわらず」?
Aunque+Séで直説法なので、「やるべきじゃないと知っていた」のは事実。でもやっちゃうぅー!
deberが過去未来なのは、「わかってはいるんですけどねぇ……」というニュアンスを出したい為の婉曲???

それが私の性格だから……

 


って感じで、以上、自分の為のメモです。
独自の見解なので、間違ってたら教えてね……。